港区のキャリア教育_推進例
                                                                     

港区のキャリア教育_推進例

プロアクティブキャリアデザイン in 東京(PCD)

―公益社団法人東京青年会議所 港区委員会

東京都青年会議所 港区委員会では、2005年より港区内の中学校において「プロアクティブキャリアデザイン in 東京(PCD)」を企画し、キャリア教育を支援しています。PCDは、10年後の社会の一線で活躍する中学生に対し、将来を考えるきっかけを与え、就業意識の向上を図ることで、自分の考えで将来を切り開くことのできる「能動的な人材」を育成するための教育プログラムです。
プログラムは、「未来計画製作所」、「模擬就職活動」、「ポスター制作」、「職場体験&発表フォーラム」、以上4つのプログラムを青年経済人が学校へ訪問し、実践しています。生徒は青年経済人とコミュニケーションをとる中で、「働いて社会に参加すること」、「働く喜び」に触れ、自分自身の将来を自発的に考えるようになります。
2011年度は、三田中学校で青年経済人へのインタビューを通じてポスターを制作する「ポスター制作」を実施しました。また、青山中学校では、将来の夢についての計画を考える「未来計画製作所」、子どもが就職面接を体験する「模擬就職活動」、地域企業での「職場体験」を実施しました。

2011年度活動実績
 5月11日 青山中学校:未来計画製作所・模擬就職活動
 6月14日 青山中学校:職場体験
 7月12日 青山中学校:職場体験発表フォーラム
 7月16日 三田中学校:ポスター制作

夢発見プログラム

―企業とNPOで連携したキャリア教育支援

ノバルティスファーマ株式会社では、全世界で「地域社会に貢献する」活動を展開しています。これまで、地域での清掃や中高生の会社訪問の受け入れなどを実施していましたが、さらに地域に密着した次世代育成支援をしていくために、2010年度より認定NPO法人キーパーソン21と連携して、港区地域の中学校へのキャリア教育支援を開始しました。
2011年度は、キーパーソン21と連携して2種類の「夢発見プログラム」を高陵中学校で実施しました。「おもしろい仕事人がやってくる!」という講演プログラムでは、常務取締役の石川裕子氏が学校を訪問し、幼いころの夢や、今の仕事のやりがいなどについて話しました。「コミュニケーションゲーム」という「コミュニケーションの達人になる」ための体験型ワークショップでは、子ども達の対戦相手として、社員18名が参加しました。子ども達は、初めて会う大人とのコミュニケーションを交わすことで、コミュニケーションの大切さに気づいたり、大人と話す経験を通じて自信をつけていきました。

2011年度活動実績
 7月14日 高陵中学校:おもしろい仕事人がやってくる!・コミュニケーションゲーム
(ノバルティスファーマ株式会社)
 7月16日 港南中学校:おもしろい仕事人がやってくる!・コミュニケーションゲーム
(株式会社アイエスエフネット)

港区のキャリア教育