2020年11月22日(日)、23日(月)に開催された未来の先生フォーラムに、キーパーソン21も出展してきました!
テーマは、『ニューノーマルにおさまるな!答えは自分の中にある。今私たちにできること ~自分を知るから始めるキャリア教育~』です!
コロナ禍の大変な状況の中で、今までのあたりまえが通用しなくなり、どうしたらいいかと自問自答しながらも、具体的にどのような行動を起こせばよいか分からないという先生方も多いと思います。
そこで、「わくわくエンジン®︎」の持つ力を活かして行動し、ピンチをチャンスと捉えた先生方のお話を聞くことを通して、参加者のみなさんにこの状況を乗り越える何かしらのヒントを得てもらうというのが、このプログラムの趣旨でした!
今年はオンライン開催!
今年は初めてのオンライン開催ということで不安も多くありましたが、当日はなんと、30名を超える方々に参加していただき、大盛り上がりでした!
教員の方が多いのかなと予想しておりましたが、実際には教員の方は数名で、学生や小学生保護者、ご自身で教育関連の事業をされている方など、非常に多様な方が参加してくださいました!
参加理由としても、
「フルタイムで仕事をしている親でも、家で子どもとわくわくする時間を共有できるようになりたい」
「最近始めた学習ゲームオンライン教室の活動をより良いものにしたい」<
など、様々でした!
朝山代表からのメッセージ
まず初めに代表の朝山が、団体の理念や目指すところについて熱く語りました!
大人たちが子どもたちのわくわくをつぶしてしまっている事例を取り上げながら、子どもたち一人ひとりが自分発、自分事で考えられることが、これからの時代にいかに重要かを伝えました!
そして、キーパーソン21は、子どもたち一人ひとりがそう考えられるようになるために、その子の中にあるわくわくエンジンを一人ひとりから丁寧に引き出すために活動していると話しました!
実施された先生方からのビデオメッセージ
次に、実際にキーパーソン21の「夢!自分!発見プログラム」を実施した学校の先生方のビデオメッセージを視聴しました!
有明小学校 赤堀校長先生
「これからの時代に求められる自立した人になるために、本当の自分を知ることはとても大切です。キーパーソン21さんのプログラムの後、子どもたちが『今まで知らなかった自分を見つけた!』と目を輝かせて教えてくれました。」
田園調布学園 キャリア教育担当 黒井先生
「『かっこいい大人ニュース』というプログラムの中で、いつもおとなしい子どもたちが、先生たちに見せている表情とは違う表情で、一生懸命ナビゲーターの方々に取材している様子に驚きました。また、ナビゲーターの方々が子どもたちのいいところを見つけてたくさんほめてくださったことが、生徒たちの自信につながったと思います。」
島根県立江津高校 小松先生
「1年生全員がプログラムを受けるようになって3年目。教員だけでなく、生徒の中でもわくわくナビゲーターが増えています。2年生の総合的な探求の時間で、実際に小学校でプログラムを実施した生徒たちもいます。相手の意見を認める大切さに気付いたり、積極的に人と関わる勇気を持てたりと、少しずつ変化の兆しが見えています。」
みなさんのわくわくエンジンが、日本全国を明るくしていくのが感じられますね!
高志中等教育学校の上野校長先生の講演
最後に、高志中等教育学校の上野校長先生から、キーパーソン21のプログラムを生かした学校での取り組みについて、お話をしていただきました!
今まで、生徒たちの学習時間を確保することを優先するあまり、課題の量が膨大になり、文化祭も学習発表会のようなもので終わってしまうという、生徒たちの意欲や創造性を発揮しにくい状況が続いていたそうです。
しかし、生徒たちの思いを大切にすることを改めて念頭に置き、生徒会活動の変革や、キーパーソン21による教員や生徒へのプログラム実施をはじめ、様々な新しい試みを行う中で、学校は変わっていきました。
そして、生徒たちの意欲に基づく思いの詰まった探求学習や、地域の方や様々な業界のプロの方を巻き込んだオンライン文化祭などを実施することができました!
上野校長先生ご自身も非常に精力的に行動され、なぜそこまでできたのかとお聞きしたところ、
「私のわくわくエンジンが、人が一歩踏み出して変わっていく姿を見ることなんですね。だからこそ、その(教員や生徒が)変わっていく姿を見て私自身が勇気づけられ、頑張れるんです。」
と、熱い思いを語ってくださいました!
参加者の感想
その後も参加者の方々からご感想やご質問を多くいただきましたので、一部をご紹介します!
「生徒のエネルギーが先生を動かし、教育委員会も動かします。わくわくエンジンには大きな推進力があることが伝わってきました。」
さいごに
今回私たちがこのプログラムを実施した趣旨としましては、「わくわくエンジン®︎」の持つ力を活かして行動し、ピンチをチャンスと捉えた先生方のお話を聞くことを通して、参加者のみなさんにこの状況を乗り越える何かしらのヒントを得てもらうことでした。
お二人のご感想にもあるように、「まずは自分がわくわくし、そして周りに発信していくことの大切さ」を感じてくださった参加者の皆さんも多いのではないかと思います!
この1時間を通して、今まで以上に少しでもわくわく毎日を過ごしていけるような人が増えたら、嬉しい限りです!
(キーパーソン21大学生会員 小林福茂)