認定NPO法人キーパーソン21

活動ダイアリー お知らせ

2021年度定期総会レポート

2022.07.31

お知らせ

2022年6月12日 定期総会レポート

2022年6月12日(日)に、キーパーソン21第21期定期総会をオンラインにて執り行いました。zoomにて、全国各地から参加してくださる会員のみなさまのお顔を見ながら、たくさんの人達でこの団体が成り立っていることを実感する時間となりました。
事務局スタッフ新人の三好・望月・原田よりご報告します。

【総会概要】

第一部と第二部に分けて開催。第一部として、2021年度事業報告と2022年度事業計画の議決、会員MVPの表彰、スペシャルサポーターのご紹介、事務局からお知らせを行いました。議長は中村健太さんにお願いしました。
第二部は6月のキーパーソン21の日、ということで会員のみなさまとの交流会でした。
 
今年は事業報告と計画発表に例年の2倍の2時間とったり、理事が全員活動報告をするなど、これまでと変わった部分もありましたが、理事の顔が見え、報告・計画の内容がしっかり分かり良かった、という感想もいただくことができました。

【総会】

《2021年度事業報告・計画》

第一部は2021年度の活動と決算報告で始まりました。今年は各理事がそれぞれの担当パートを説明するスタイルで、盛りだくさんの内容となりました。
 
キーパーソン21は現在会員数約400名。昨年度はチーム大阪兵庫が誕生し、MSPチャイルドドリーム基金様、福岡外語専門学校様が新たにパートナーとして加わり、8つの地域チーム、8つのパートナーと共に歩みを進めました。行政や企業、学校等の教育機関から多くのご賛同をいただき、その活動は全国に広がりをみせています。
 
さて、2021年の活動目標は
「人づくりから始まるサスティナブルな社会を創造する」でした。
 
わくわくする子どもたち、そしてそれを取り巻くわくわくする大人たちの広がりが、地域コミュニティを元気にし、持続可能な社会をつくることに繋がっていく。
この目標を推進すべく、昨年度キーパーソン21では、
1.STEP1~5の活動の全国展開
2.地域版わくわくエンジンEXPOの開催
3.全国各地のわくナビ&講師の養成
4.全国各地のわくわくイノベーターの創出&ノウハウの見える化

 
に力を入れて取り組んできました。
 
各領域の活動内容の主なものは 、

<親・家庭>有明プロジェクト(5年目)をモデルケースとした他地域への展開
親子向け「オンラインすきなものビンゴ」の実施
寺子屋今井「Youtuberになってみた!」

<教員・学校>リアル・オンライン・ハイブリッドでの柔軟なプログラム実施

<大学生・大学>若者世代会員2名が中高生に向け経験を講演

<企業人・企業>イノベーティブでサスティナブルなわくわく社会創造会議&交流会開催

<生きづらさ>なかわく:「やってみたいをやってみた」植松努さん講話@富士通
こすわく:高校生の需要が高くなり、受け入れ開始

<まちづくり>地域チームへのプロマネ講座開催、エバンジェリスト養成

<普及>わくナビ(60名)、オンラインわくナビ(5名)養成、わくナビ講師養成
パートナーとの連携

などなど。他にも沢山あります!
ご興味のある方は、ホームページにて2021年度事業報告が近々掲載される予定ですので、是非ご覧になってください!
 
そして、2022年3月23日に行われた「イノベーティブでサスティナブルなわくわく社会創造会議&交流会」。
 

 
立場を超えて相互につながり、“日本中わくわく元気作戦!”をともに考える交流と対話の場に、日本全国から産学官民、様々な立場のキーパーソンの方々が集まり、その情熱や活動エネルギーを繋ぎ合わせる機会となりました!
 
こちらのわくわくエンジンチャンネルから、当日の様子をまとめた動画をご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=yZozHGvfCf8
 
私はキーパーソン21の事務局インターンになったばかりの頃、このイベントに参加させていただきました。日本中をわくわく元気にしようと集まったキーパーソンたちの、わくわくの熱量に圧倒され、自分はここでどんなことが出来るだろう、と期待と不安とが入り混じった、わくわくドキドキした気持ちになったことを思い出します。
昨年の活動が土台となり、また2022年度の新たな取り組みが始まっています。活動報告を聞きながら、団体とともに自分も成長できるよう頑張ろう、と想いを新たにしたのでした。(三好)
 

《2022年度事業計画》

2022年度計画は、朝山代表の熱い想いから始まりました。
 
・なぜ、わくわくエンジンがわかると可能性が広がるのか。
・わくわくエンジンは『発見』した後に『実践』する必要がある。
・そのためには『全力で子どものわくわくエンジンを応援する継続サポートが必要!』
ということについて、肉屋に就職したい子の事例を元に丁寧に説明されました。
 
そして、わくわくエンジンの実践と大人の応援やサポートの結果、「一人ひとりが認め認められ 尊重し合うことから生まれる、幸せで活力ある地域」に繋がります。
 
続いて、2022年度の重点施策についての発表。

重点施策
1.STEP1~3にとどまらない4~5の実例つくり
2.ホームページリニューアル
3.子どもわくナビ養成プロジェクトスタート

まず重点施策1の、STEP1~3にとどまらない4~5の実例つくりについて。「わくわくからやってみたい!が生まれる。子どものやってみたいを無視することなく、応援する。」それにより、子どもも大人もやってみたいをやる経験をし、自分らしく生きようとする子どもたちを増やしていきます。
なかわく、寺子屋、宮内中、久本小、宇和島市、チーム大阪兵庫「親子わくわくキャンプ」、KMP、新潟日報、オンラインすきなものビンゴ、のプロジェクトにて今年度こちらに取り組んでいく予定です。
 

 
続いてホームページリニューアルについて。出前授業(総合学習授業の穴埋め的にプログラムを実施する)ではなく、人づくり、自分のまちやコミュニティにおいて持続的にコミットしたいと考える人と活動していくため、ホームページのリニューアルを行います。
 
最後に、子どもわくナビ養成プロジェクトスタートについて。子どもが、友人や大人から可能性を引き出す力を持つことによって、人づくりの社会循環システムの土台をつくることを目指します。
「豊島区立明豊中学校プロジェクト」と2023年3月開催予定の「子どもわくナビ養成講座」にて取り組んでいく予定です。
 
また、事業ごとの目標はこちらです。
 
 

もっと知りたいと思った方はぜひ、第二号議案をご確認くださいね。
 

《コミュニケーションタイム》

コミュニケーションタイムでは、新しくスペシャルサポーターになって頂いた方々の紹介と、表彰、事務局からのお知らせがありました。
 
こちらがキーパーソン21を応援して下さるスペシャルサポーターの皆様です。
 


 

表彰では、総会の影の立役者である渡邊理事に「功労賞」が授与され、涙ぐむシーンもありました。

 
私は第一部の司会という大役をさせていただきました。理事や事務局メンバーで総会に向けて1つになる経験をさせていただき、自分もキーパーソン21の一員だと感じることができました。2022年度の重点施策を達成したらもっと多くの人に私たちの活動を届けることができる!とわくわくしております(望月)

【会員交流会】

第二部は『キーパーソン21の日~総会スペシャルバージョン~』として交流会を行いました。理事、事務局スタッフ含め30名ほどの会員がブレークアウトルームに分かれて、自己紹介と、総会第一部を聞いた感想や気づいたこと等を自由に話し合いました。
 

 
昨年の活動を振り返り思い出話に花が咲いたグループ、来年度こんな事をしてみたいとわくわくが止まらないグループ、今こんなことが大変で・・・とお悩み相談室となったグループ、会員同士でそれぞれの想いを発散でき、今年度の活動に向け気持ちを新たにすることのできる時間となりました。

【参加者の感想】

総会後のアンケートより、頂いた感想を抜粋し紹介します。ご回答頂いたみなさまありがとうございました!


・1年の振り返りとして、全体の動きがよくわかった
・熱い思いを持って全国で活動している仲間がいるということが再確認でき、勇気づけられ、自分自身も気持ちを新たにすることができました。
・組織の雰囲気の良さを感じました。朝山代表の熱いプレゼンも大変良かったです。熱い想いを感じました。
・理事が各担当領域を発表する形式になって、どんな人が理事をやっているのか、知る機会になった
キーパーソン21とともにしたいこと
・子どもたちの想う「在りたい姿」の実現や、自分の可能性に気づくお手伝い
・生きづらさ領域にも、すきなものビンゴを届けたい
・大人(企業人・教育関係・子育て世代)への『大人のためのわくわくエンジン』展開
・子どもたちを、県民をわくわくさせたい!
・オンラインわくナビに挑戦してみたい

 

【おわりに】

今年もみなさまのおかげで定期総会を無事に終えることができました。2022年度の活動は既に始まっていますが、会員のみなさまと共に、今年度もキーパーソン21の想いや活動を広げていけたら嬉しいです!(原田)

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