キーパーソン21寺子屋今井コーディネーターの臼居淳子です。
12月7日に本年度5回目の寺子屋今井体験活動を実施しました!
今回も11月9日に実施した前回に引き続き、
映画監督でありキーパーソンの会員でもいらっしゃる古新舜(こにいしゅん)さんによる、
映画作りのワークショップでした。
いつもエネルギッシュな古新さんによるアイスブレークで場がぽかぽかと温まった後、
参加者はグループに分かれて「今の自分の好きなもの」などを話しながら、
そこから出てきたキーワードを使ってストーリーを組み立てて行きました。
さあ、準備が整ったところでいよいよ撮影開始です!
映画撮影も2回目ということで、どのグループもiPadの使い方にも慣れ、
演技も板についてきて、すぐに楽しそうに撮影に取り掛かってました。
今回は撮った映像の編集にも挑戦しました!
不要な映像を切り取ったり、並べ替えたり、みなさん熱心に取り組まれてました。
いよいよ、上映会です!
自分たちが撮った映像が体育館の真新しい大きなスクリーンに映し出されると
「わー!」と歓声があがりました。
登場人物が可愛いぬいぐるみの『もけけのお金はなににつかう?』、
海外留学で直面した壁を友人の助けで乗り越える『ハワイに留学』、
そして小学校時代の同級生がそれぞれ抱いていた夢を努力の末見事に叶えて、
最後は二人で一緒に人生を歩んで行くという一大ストーリー『未来のぼくら だれにも止められない』。
どれも短時間で作ったとは思えない力作で、運営スタッフもすっかり引き込まれて見入ってしまいました。
最後にグループ内でお互いの良かったところを伝えあって和気あいあいとした雰囲気の中ワークショップは無事に終了しました。
コスモボックス株式会社の古新舜さん、やぶうちゆうさん、古内勇気さん、
素晴らしいワークショップを本当にありがとうございました!
6月末からスタートした5回通しのワークショップは今回が最終回。
せっかくキーパーソンが実施するプログラムなのだから、キーパーソンが大事にしている「わくわくエンジン®」を年間を通じてご参加の皆さんに伝え続けたい!という思いから、各回のワークショップに連続性をもたせ、毎回のプログラムの目的をより明確にし、通しでのご参加を呼びかけた、というのが今年度の初の試みでした。
5回通しで参加することで、初回では所在なさげだったお父さんが、
5回目には知り合いも出来て積極的に関わろうとされている様子が見られ、
自らが動いて他者との関係性を築きその場を自分にとっても他者にとっても良いものにしていこうとする行動が促進していった、
ということもありました。
親子での参加をお願いしているのがこの活動の大きな特徴ですが、親がわくわく楽しく活動している姿を子どもに見せることが子どもの「わくわくエンジン®」を活性化させると考えると、上記の事例からも今回の5回通しの活動には意味があったということかな、と思っています。
2019年度の体験活動は来年3月28日(土)演劇『グレイッシュとモモ』の上演が最後となります。
寺子屋今井の子どもたちもプロの俳優さんと一緒にダンスパートで出演しますので、ぜひ今井小学校体育館に観にいらしてください!!