キーパーソン21に関わってくださる企業の皆様、学校の先生方、行政の方、そして私たちNPOが所属の枠を超えて、それぞれの課題感や知恵を共有して議論を交わす場として【わくわく意見交流会】を今年度も開催することができました。ご参加の皆様、お忙しいところ本当にありがとうございました。
ご参加くださった皆様それぞれが自然体でいらしてくださったおかげでそこにはとてもあたたかい空気が流れていました。
その空気感をお伝えできたらなと思います。どうぞ最後までお付き合いくださいませ〜
そんな空気が流れていた会場はというと・・・
神田の改札を出てすぐ、仕事終わりにぽっと足を踏み入れそうになる呑み屋さんたちを通り抜けるとすぐたどり着いたAPコミュニケーションズさんの会議スペース。なんとお洒落な受付?!キッチン?!カウンター?!その先に木製の机と椅子が並び、とてもホッとする会場でした。ご協力くださったAPコミュニケーションズの永江様、本当にありがとうございました。
まずは朝山のご挨拶がてらいつもどおり熱いスピーチ。
【わくわくエンジン®を通してまちづくりを】
皆様より真剣な眼差しと笑い声をいただきました!
次にAPコミュニケーションズの永江様より
キーパーソン21との歴史や、大切にされていることをお話しくださいました。こんなやわらかな副社長がいる会社、居心地良いだろうな〜と勝手に妄想してしまいました…
そして乾杯!
自己紹介タイム
乾杯が終わると・・・自己紹介タイムです。それぞれがどんなことを考えここに参加してくださっているのか、
お名前、ご所属、キーパーソン21と関わる理由、わくわくエンジン®を織り交ぜつつお話しいただきました。
持ち時間1〜1分半のなかで、それぞれの唯一無二のキーセンテンスが出てくる出てくる!
参加者すべての方をここでご紹介したいのはヤマヤマなのですが、、、(それはまた別の機会を考えていますので、お楽しみにしていてくださいね。)でもできるだけ多くの方の声をそのままご紹介しますね!
(初めて学校実施に参加する時)正直キーパーソンのことは全然頭になかった、はじめは仕事だからと思って参加しました。今年学校実施に3回参加してすごく、ぐっとくるものがあって、汚れた自分が浄化されていくような思いで毎回参加しています。
学校実施が終わるとぐったりするのですが、心地よいぐったりでそれが病みつきになっちゃってもうやめられないなという感覚になります。
教育でもなんでも良いんですけど圧倒的に自分がやるんだという当事者意識をいかに多くの人たちが持ちアクションして、失敗はナイス失敗だと言ってあげられるような社会の形になっていけるように、僕の仕事を通じて関われると良いな、と思っています。変わっていく人たち、変わっていく現場をたくさん見させて頂いており、その変わった瞬間をもっとたくさん見たいというのが今の僕のわくわくエンジン®です。
去年印象的だった出来事があります。6月に生徒会が退任する時ステージで退任の挨拶で「その時に自分たちは何もできなかった」と、非常に辛そうに言って壇上を去るので、そのあと詳しく話を聞きました。やりたいことはいっぱいあったのに、、、これがやりたいあれがやりたいと先生方に言うとそれは無理だなと言われる。それはどうしてですか?と聞くと、そういう学校ではないからだと返答がくる。そんな教育が10年続くとどうなるかよく分かりました。
そんなこともあって学校説明会で想いをぶつけたあとに、何か質問ある人はどうぞ、と質問コーナーを作っていたら、子どもたちが並んでいる中に大人(保護者)がいるんです。それがなんとキーパーソン21の会員さんでした!!!「良いのがありますよ」と紹介してもらったのがはじまりでした。そして藤谷さんがいらっしゃって、面白いのがありますよ、ということで今ここにいるという感じです。これからみなさんの力をかりながら色々とやっていきたいと思います。よろしくお願いします!
キーパーソン21さんの担当を、前任者の方から引き継いで、スタートは正直やらされて、はじめはそういう感覚でした。すみません!今川崎でコミュニティを一緒にやらせて頂いているのですが、そこで朝山さんが子どもたちに接する雰囲気がとってもあたたかくて、みんなのお母さん!みたいで、こんな空気感にどんどん引き込まれていきました。(補足:川崎のコミュニティとは生きづらさを抱えている子どもたちの居場所、それを応援してくれている)
開校当初からプログラムをやらせていただき、今年で2回目になります。社会に広がっていかなきゃいけないということで企業の方や様々な方とつながっています。今日パナソニックの方もいらっしゃっていますが、先日、わくわくエンジン®で子どもたちが掴んだこと、夢や挑戦したいことを、パナソニックセンターで発表するということもやってまいりました。
皆様の活動を体験したことはないのですが、パナソニックセンターでの子どもたちの発表が本当に素晴らしくて、キラキラした顔でいらして、それぞれ違う夢を語っていて、それに対してどういう風に目指して行こうか具体的な話までしていて、しかもそれをパワーポイントで思い思いにまとめていらっしゃって素晴らしいなと思いました。今日はみなさんの活動を伺いに来ました!
グループディスカッション
場が最高潮に温まっているところでさらにグループディスカッション!
以下のキーワードを参考に、お持ちの課題感などを議論していただきました。
(協働・わくわくエンジン®・大人の学び・コミュニティ・主体的対話的で深い学び・SDGs)
これまた笑いと一緒に濃い内容もしっかりとシェアしていただきました。各グループ素敵なシェアでしたので、そのまま動画でご覧ください。(動画技術は発展途上ですので、ご容赦ください!w)
カシオ計算機 木村さんより締めのお言葉
カシオ計算機、企業理念「創造貢献」。普遍的な必要(あれば絶対に役に立つ)を創造し世の中に貢献していくこと、という意味ですが、まさにわくわくエンジン®はそういうものだと木村さんは仰います。
もっともっと日本に普及させていくべき。20年かけて頑張ってここまでやってきました、あと10年かけて2030年には是非とも広辞苑に載せましょう!!
同じ目標に向かって企業、学校、行政、いろんな方々が集まって一つのベクトルに向かって進むということはあまりあることではなく、非常に素晴らしい機会だと思いますので、今後ともキーパーソン21さんには頑張って頂いて、是非参加してくださっている皆様にもサポートを継続してお願いしたいと思います。
おおおおぉぉぉぉーーーーーーー!!!
あれ? 木村さんってキーパーソン21の人?と笑ってしまう最後のお発言は本当に嬉しく、心が暖まりました。皆様ご支援、ご協力ありがとうございます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。