福祉の先進地域、滋賀県で大きな胎動、社会の変化のさなかにいることを感じています。
2021年5月31日滋賀県社会福祉協議会主催の研修に伺ってきました。
Yahooニュースでご縁をいただいた遠城 孝幸さんが立役者です!
滋賀県社会福祉協議会では、ここ2年ほど、児童養護施設の子どもたち一人ひとりから、わくわくして動き出さずにいられない原動力「わくわくエンジン」を発見することをされていて、毎年、滋賀県のNPO法人くさつ未来プロジェクトのメンバーの皆さんが「わくわくナビゲーター」として「引き出し」を担当してくれています。
そして、一人ひとりの「わくわくエンジン」がより良く動き出すためには、日々子どもたちに寄り添い向き合っている、児童養護施設の職員の皆さんがなんと言っても最も重要なキーパーソンになります。
私たちは、未来をつくる人をつくる!
素敵な職員の皆さまと、
これからご一緒に、子どもたちとどう向き合い、どう応援していくのか?
私たちは自分で考え選択し行動できる人として社会に送り出すのか?
そんなことを共有してくることができました。
素晴らしい職員の皆さまと出会えて、これからご一緒できるかと思うと、ハッピーな気持ちでいっぱいになりました!
大人って、
とかく、子どもに
「こうあるべき」
「こうせねばならない」
と、今ある社会の枠にはまる人に育てようと、
「呪いの言葉」を言ってしまいがち。
「何言うてんねん」
「そんなんできるわけない」
「夢みたいなこと言ってんと」
「授業料いくらかかると思ってんの」
「ちゃんとせなあかん」
「お前のためや」
「そんなんじゃ通用せんで〜」
「結局、どうしたいねん」
癖のように口から出てしまう呪いの言葉を、私たちは
「わくわく言葉」
に変えて子どもたちと向き合います!
「それええやん!」
「やってみよか!」
「応援するよ!」
すると、
自らのわくわくエンジンに気づいた子どもは、
「えっ?応援してもらえるんだ!」
「私は”わたしまま”でいいのか!」
「失敗してもいいのか!」
「失敗しても受け入れてもらえるんだ!」
「動き出していいんだ!」
と、おそるおそるでも動き出していきます。
そうして動き出した子どもたちは、口を揃えて、
「自分のことが好きになった!」
「自分に感動した!」
「自分の考えを言えるようになった!」
「目の前が広がった!」
「自分で決めた!」
「自分のことを誇りに思う」
「俺、結構イケてるやん!」
私たち大人がやることは、
決して否定することなく、
呪いの言葉をわくわく言葉に入れ替えて、
子どもが自ら伸びようとする力を
引き出し、
認め、
応援📣するだけです!
必ず子どもたちは、自分を信じることができて、
自ら考え、動き出すことができます。
「社会的養護」
という言葉からさらに
「地域養護」
という言葉が言われるようになってきました。
ますます地域みんなで子どもたちを育てることが重要視されてきています。
その時に問われるのは、子どもの力ではなく、
大人側の力なのです!
子どもたちを焦らせることなく、
迫ることなく、
責めることなく、
脅すことなく、
枠にはめることなく、
子どもの中にあるダイヤモンドの原石のようなわくわくして動きださずにいられない原動力を引き出し、応援する力をもっているかどうか。
これから、
滋賀県社会福祉協議会と児童養護施設の職員の皆さんを中心に、地元NPOと地域がしっかりとお互いの役割を尊重し合いながら進んでいく「地域養護」の在り方の実現がまさに今、滋賀県でされようとしています。
わくわくエンジンから始まるキャリア教育のプログラムは、地域を繋いでいく役割を果たします。
5月31日参加者50名
児童養護施設職員・里親リアル参加29名
児童養護施設職員zoom参加7名
県社協スタッフ5名
くさつ未来プロジェクト6名
キーパーソン21から3名
社会福祉協議会の皆さま、
児童養護施設の職員の皆さま、
認定NPO法人くさつ未来プロジェクトの
Naoko Horie尚ちゃん、宇津木 由香ちゃん、Mika Iwamotoみかちゃん、なかの あきちゃん、草川 愛ちゃん、西川伸子ちゃん、永井宏美ちゃん、ありがとうございます!
橋川渉 草津市長のところに伺いました
草津市の橋川渉市長のところに伺ってきました!
昨年コロナで一年延期になった、
草津市民わくわくサポーター養成講座が
いよいよ7月からスタート!
「NPO法人くさつ未来プロジェクト」と「キーパーソン21」と「草津市」の三者が中心となって、
わくわくナビゲーターになって下さる地域の皆さんと
草津市の子どもたちの今と未来を
わくわくさせちゃいます‼️
◆遠城さんや堀江尚子と出会った、
Makoto Yuasa湯浅誠さんのyahooニュースはこちら
「ふつうの主婦」が見つけた「わくわくエンジン」のかけ方