企業の方から質問をいただきました。
主旨は、
「企業(人)として、もっと子どもたちへの教育に向き合うべきではないか」
との内容です。
質問は三つで次のようにお答えしました。
Q1:私の業界は、課題解決やアイデア発想を生業にしている。この業界のスキルや知見は、本当にこれからの教育に役立つのか?(求められているのか)
A:はい!大変教育に貢献すると思います。
御社の仕事は大きな視野をもって、社会の変化を先取る力が大切ですし、論理だけでは説明しきれない、感性がとても大事になると思うからです。
そして、感性をもって表現し、相手の心に飛び込む勇気も必要な仕事ですよね。
一歩踏み出すことが恐ろしくてしょうがなくなる枠にはめる、これまでの学校教育とは真逆の行動をすることが必要です。
それには、一歩踏み出すわくわくする原動力と、その一歩の行動を応援するコミュニティが必要だと私は考えて活動してきています。
単にモノを売る時代は終わったわけで、自分らしく考え行動する力が育めると思います。
Q2:会社や社員が関わるとしたら、具体的にどんなやり方があるか?
A:すみません。私はどうしても、ここになってしまうのですが。笑。
教育の対象者から一歩踏み出す原動力を引き出し、それを応援するコミュニティの形成をすることかと思います。また、今の日本の教育に必要なものは何かを掴み、それを形作り、表現し実行できるといいですね。
仕事のスキルを伝えることの拘りからは一旦引けると良いのではと思ったりします。会社や個人がその仕事をどんなわくわくエンジンをもって活動しているのか?を語れるとよいのではないかと。それを語れる時、社員自らが自分の仕事を誇りに思い、さらに御社の業界の仕事に憧れる子どもがたくさん出てくると思っています。その次にスキルを知りたくなるかなと。
Q3:会社や個人が「学校と接点をもとう」と思っても、いきなり電話をするわけにもいかない。学校との接点づくりをどうすれば良いか。
A:学校が解決したい課題は何であるのか?を把握し、よきプログラムをもって実践していれば、学校側も受け入れたいのではないかと思います。ただ、学校の先生の中には、新しい教育についていけない方も未だ多いことも事実です。
費用をどう賄うのかもあわせて、検討する必要があるかと思います。