私たちは教育に関るNPOだ。
人間力を高める、生きるということをテーマに
子どもたちに伝えようとしている団体だ。
そこに関る私たち大人は、それぞれ子どもたちにも
こうあってほしい、
こんな子に育ってほしい
などとと望む姿をそれぞれに持っていたりすると思う。
完璧な人間はいない。
間違いも時々はする。
失敗もある。
けれど、私たちは、子どもたちにこうあってほしいと望むなら、
せめて自分たちも手本となれるような大人であろうと努力をしたいものである。
約束を守る子どもに育てたいのなら
私たち自らが約束を守らなくてはならない。
相手を思いやる気持ちをもった子どもに育てたいのなら
私たちも思いやりを持った人であろうと努力できる人になりたい。
ボランティアは曖昧でいい加減でいいのだろうか?
私たちは、教育に関る組織だ。
ボランティアだからいい加減でよいということはない。
せめて最低限のマナーを心得た人になりたい。
教育現場に関るNPOとしてのプライドを持ち、
子どもたちに胸をはって堂々としていられる大人であろうと努力しよう。
私自身そんな団体の代表として
自ら襟を正し、
お金が関ろうが、関らなかろうが、
相手が誰であろうが、
約束を守る、言ったことを実行する
努力を惜しまないという姿勢を持ち続けたいと思っている。