【トレンドは社会教育】
雑誌「社会教育」の2024年3月号の巻頭企画として「2023年度の社会教育・生涯学習の総括と2024年度への展望」をテーマに語り合う座談会に参加し、先日刊行されました。
社会教育(日本青年館)2024年3月号
座談会メンバーは、
☆清原慶子先生(第6代東京都三鷹市長・杏林大学客員教授・こども家庭庁参与・総務省行政評価局アドバイザー・文部科学省中央教育審議会委員・総務省統計委員会委員)
☆高木秀人さん(文部科学省総合教育政策局地域学習推進課)
☆筒井公章さん(国立教育政策研究所センターセンター長)
☆私
☆進行役は、近藤真司さん(雑誌「社会教育」編集長)
楽しすぎて非常に盛り上がりまして、最終的に24ページの大作に!
ぜひ、ご購読ください。
毎年、3月号の特集では、当該年度の振り返りと次年度の展望について座談会を行っています。本年の3月号では、2023年度の社会教育・生涯学習の総括と2024年度への展望を議論しました。
登壇者は文部科学省総合教育政策局地域学習推進課長 高木秀人さん、杏林大学客員教授・中教審委員・生涯学習分科会会長 清原慶子さん、国立教育政策研究所社会教育実践研究センターセンター長 筒井公章さん、認定NPO法人キーパーソン21代表理事 朝山あつこさんです。
まず、2023年度を振り返ると、学校運営協議会を設置している学校が5割を超えて、今後は「質」の向上に重点が置かれることが挙げられました。続いて、昨年4月にこども家庭庁がスタート、6月に『第4期教育振興基本計画』が閣議決定、12月に『こども大綱』が閣議決定、その両者をつなぐのが「ウェルビーイング」というキーワードであることが確認されました。
次に、ウェルビーイング実現の理念と社会教育の関係性に議論が進みました。続いて、社会教育主事と社会教育士と社会教育行政の関係について議論を行いました。さらに、社会の変化をどのように受け止めて「社会教育の活動」を進めていくのか、こども・若者の意見をどのように聞くのか、社会教育士の力量形成をどうするか、地域の学びと実践のプラットフォームをどのように構築していったらいいのかと話題が発展していきました。
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その後も、高木秀人氏は、2月29日の「川崎市立中原中学校×サントリーの皆さま×地域の皆さま」と行ったプロジェクトに、文部科学省総合教育政策局地域学習推進課の葛城昌弘氏と共にご見学にお越しくださり、
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000083199.html
清原先生は、3月2日の「フリースクール全国ネットワーク」のイベントにお越しくださいました。
https://freeschoolnetwork.jp/
まさに今、学校教育の枠を超えて、地域みんなが繋がりあって協働し、大人も子どもも共に成長する社会教育に注目です!