認定NPO法人キーパーソン21

活動ダイアリー わくわくエンジン®ブログ

関西大倉中学校PTAのみなさんとの協働プロジェクト

2024.07.09

6領域の活動チーム大阪兵庫教員・学校親・家庭・PTA


 
 
関西大倉中学校1年生145名のみなさんに「すきなものビンゴ」をお届けしました!
 
入学してすぐの1年生のみなさんにプログラムを届けるために、事前研修を受けた保護者のみなさんが集まって下さいました!
キーパーソン21のメンバーも合わせて総勢33人のごちゃまぜの大人達!
 

 
子ども達はたくさんの大人が「イェーイ!」と教室に入ってきて驚いている様子でした!
入学して間もない子ども達同士もまだお互いをよく知らない中、さらに知らない大人が隣に座るともっとドキドキ…教室もピンと張り詰めたような空気感でした。
 
それでもすきなものに「いいね!」と言われると、はじめは話せなかった子も少しずつ笑顔になって目を輝かせて自分のことを伝えてくれるようになります。そして段々、大人が介入しなくても子ども達同士で自然と相手の発言に「いいね!」と言い合えるように。その変化に保護者のみなさんも驚かれていました。
 

 
最初のしんとしていた教室がだんだんと熱気を帯びて、中には暑くなってブレザーを脱いで夢中で話している子もいました。
それぞれのグループの雰囲気も様々でそれぞれに個性があって、保護者のみなさんも自然体で子ども達との時間を楽しんでくださっているようでした。
 
書く手が止まってしまったりなかなか言葉が出てこない子にも、笑顔で待っている保護者の方の姿もありました。
 
『早く答えが出なくても大丈夫、うまく話せなくても大丈夫。』
 
大人がそのマインドで関わることで子どもたちは自分を受けとめてもらえたと感じてくれます。そこから子ども達の表情や態度の変化を見ることができます。
 

 
子ども達は普段、早く答えを出すことや効率よく処理することを求められる場面が多いのかもしれません。終わった後の子ども達の清々しい顔を見て、答えのない問いに遠回りしながらでも向き合うことで何かを感じ、受けとってくれたんだなと思いました。
 
今年も関西大倉学園の先生方、保護者のみなさん、そして生徒のみなさんと素晴らしい学びの時間を過ごすことができました。
 

 

【子ども達の感想】

・今まで変だと思われると思って話せなかったことを話すことができてとても楽しかったし、うれしかった。自分が本当にやりたいことは何か、それが少しでも分かって未来の自分に希望を持つことができました。
・みんなそれぞれが夢を持っていて個性豊かだなと感じました。もっと自分がすきになれるように、未来の自分に希望を持てるようにほんとうのほんとうにがんばりたいと思いました。

【保護者のみなさんの感想】

・共感したり認めてあげる事で子どもたちが嬉しそうにキラキラ目を輝かせて話してくれる様子がとにかく可愛く、大変楽しい時間を過ごすことができました。今後の自分自身の育児にも活かしていきたいと思います。
・生徒さんたちがやってみたいことを考えた時、実現できそうにないようなことには次々と意見が出てきて想像力の豊かさに驚きました。
・生徒さんの思いを尊重しながら自分自身を見つめる機会になりました。このプログラムがずっと続くことを願います。

【先生の感想】

・学年が上がるにつれ、自分の「やりたい」「やってみたい」にフタをし、折り合いをつけて生きていく生徒が増えます。今回のプログラムは自分の「やりたい」に正直に向き合うきっかけになると思います。
・活き活きと自分のすきなことを話している生徒が多く周囲の話に積極的に聞き入る様子が見られました。多様性を認め、いろんな世界観・価値観を持てるように今後の教育活動に活かしていこうと思います。

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