今日でキーパーソンは満9歳となった。人間で言えば小学校4年生くらいか。
「9年も活動しているのに、この程度・・」という厳しいご意見もいただくこともある。 ちょっと悲しくなる。
「キーパーソンには権威付けが必要だ」という人がいる。
「どなたか有名人の太鼓判のようなものがあれば、プログラムは学校の先生や一般の皆さんに受け入れられてもっと発展するだろう。」ということなのだろう。確かにキーパーソン21には権威というものがないのかもしれない・・。
しかし、何かしっくりこない。
そんな時、ある会員が、おっしゃってくださった。
「キーパーソンは活動実績が充分権威だ。そして、一人ひとりの会員と愛着や信頼関係で結ばれるように思う。それは、ある意味、権威とは正反対のことなのだ」
救われた気がした。何とも整理のつかないものがとけていくような感じがした。
今、会員は150名足らず。
でも、「たった150名なのではなく、150名も会員がいてくれる!」なのだ。
NPO組織の成長の過程なのだ。
私は、9年の活動の結果が何万人の会員組織であることよりも、150人の信頼できる会員とともに進むことできる組織であることを心から誇りに思っている。