認定NPO法人キーパーソン21

活動ダイアリー わくわくエンジン®ブログ

子どものやる気を引き出す!『わくわくエンジンEXPO in 茨木市おにクル』の開催報告 【前編】

2025.03.27

6領域の活動チーム大阪兵庫

2024年12月26日、「子どものやる気のエンジンのかけ方」と題し『わくわくエンジン®EXPO』を開催しました!
 
わくわくエンジン®がわかるとエネルギーが出てくる!
わくわくすると一歩を踏み出す勇気が沸きあがる!
地域や社会とつながることができる!

そんな可能性をぐんと高める私たちキーパーソン21のプログラム。
 
ふだんは教室などクローズドな場所で行っていますが、
もっと広く多くの方に知ってもらいたい!
仲間になってもらいたい!
わくわくエンジン®を広めたい!
そんな思いが起点となり、オープンに開催する場を設けることにしました。
 
 


 

 

開催場所の魅力:おにクル

会場となったのは、大阪府茨木市文化・子育て複合施設 おにクル。
「育てる広場」をキーコンセプトに、連日、親子はもちろん、学生や仕事帰りの大人なども集うシンボリックな施設。この開放的でごちゃまぜな空間は、私たちキーパーソン21の思いにも通ずることから選定!

 
 


 

 

プログラム

 

当日のプログラムは3部立て。

 
 

 

第1部:親子で体験する「すきなものビンゴ®」

まず第1部は、<体験して>もらいたい!
「すきなものビンゴ®」を親子で体験することにより、自分の興味・関心、大切にしたいことに気づいてもらいます。

 
 

ゲームをしに来ましたー!


 

この親子体験には、34組ものお申込みがありました。子育てへの不安や戸惑い、閉塞感といった行き詰まりを吐露する保護者からのメッセージもありました。

 

 

 

親子という近しい関係でも、たくさんの意外な発見があります。

 

 
 

すきを語ることは自分を語ることであり、相手を知ることであると実感します。
 

 
 

笑顔を生み出す「わくわく」が、やる気のベースであることに気づいてもらいたい。そんな思いを胸に、楽しく!真剣に!丁寧に!
サポーターの熱意と笑顔が会場を盛り上げました。

 
 

第2部:先輩たちの体験談

第2部は、先輩の声を<きいて>もらいたい!
「わくわくエンジン®」を引き出され&動き出した小学生・中学生・高校生たちによる体験談。伴走してきた大人たちの語りも。
チャレンジしたこと、今だから振り返って思うこと。かつての躊躇いや迷いも、素直に自分の言葉で発表してくれました。

 
 

 

 

 

 

 
 

第3部:教育現場からの視点

そして第3部は、人材育成や教育に関わる方々のお話から<考えて>もらいたい!
不確実な未来へ向けて、これからの子どもに必要な力とは?子どもを応援するとは?今できる関り方について、社会や教育の現場からの目線を交えて語り、問いかけてくださったゲストトーク。

 
 


 
 

 
 


 
 

入交さん(茨木市市民活動センターきゃぱすセンター長・元公立高校教員)
やらされるのではなく、自ら選んで取り組むことや楽しんでやろうという気持ちが大事。そこに大人や地域がどうかかわるのか。

 
 


 
 

植田さん (台日商事株式会社代表・経営実践研究会世話人)
選択肢や環境を届けていくことが大人の責任。正解がない中でも問いを立て続けていくことが大事。

 
 

参加者の声と感想

100名を超えるご来場者から、ご感想や応援の声をいただきました。

 
 


 

 

 

 

 
 

・好きなモノとその理由を息子がちゃんと説明出来ていた事に驚きました。モジモジして発言しないかと思っていたので私の過小評価だったと反省しています。
 
・子どもを信じて、見守って、やりたい事を応援する姿が素晴らしかった。分かっていても全然自分の子どもに対して、出来ていない。。。発表した子どもたちのイキイキとして、堂々としている姿がこちらも元気をもらった気がした。
 
・こどもが希望を伝えられることと、それをサポートできる大人の姿はとても素敵で理想です。自分の好きなことを極めて、自信を持つ姿は素晴らしいと思うと共に多くの子供が自信を持てる教育になってと欲しいと思います。
 
・どんな事も自分自身と認められている姿に感動しました。そして私もそうありたいと強く思いました。
 
・「子供を地域で育てること」が心に残りました。「地域で子育て」を避けてきたように思います。私のその行動が少なからず子供に影響しているかもしれないと感じ、改めなければいけない気持ちと避けたい気持ちで今とても葛藤しています。
 
・大人ができることは、子どもがのびのびできる環境を整えること。型にはめられるとみんな嫌。やらされてやるのとやりたくてやるのは違う。という言葉がすごく響いた

わくわくエンジンEXPOを通じて感じたこと

【自身をわくわくさせること】が、
自分をかたち作り、地域や社会とつながるきっかけとなり、未来への大きな力になっていく。
その【わくわくを応援すること】が、
子どもたちが主体的に・能動的に、自らのやる気のエンジンをかけていく弾みとなる。
 
私たちキーパーソン21がめざし、日本全国へ広めている姿を凝縮してお伝えすることができた一日でした。
 
主役は子ども・きっかけは大人として、わくわくエンジン®をますます浸透させていきたい!
私たちの志気もいっそう高まりました。

 
 


 
 

わくわくエンジンEXPOで子どもたちのやる気を引き出す素晴らしい瞬間を共有しましたが、まだ続きがあります!
後編では、発見した『わくわくエンジン』を元に、子どもたちが一歩踏み出します。
次回の『わくわくエンジン®発見ワークショップ』の様子をお楽しみに!あなたの心もわくわくすること間違いなしです!

 
後編】へつづく
 
※「わくわくエンジン®」「すきなものビンゴ®」は、キーパーソン21の登録商標です
※「わくわくエンジン®」は、動き出さずにはいられなくなる原動力のようなもののことを言います

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