昨日、姉が毎年合唱するベートーベンの「第九」の演奏会に行ってまいりました。
東京ニューシティ管弦楽団と4人のソリスト、
そして250名もの東京労音のメンバーによる大合唱でした。
ベートーベンが「第九」をつくったのは、19世紀初頭。
困難な時代背景の中で、「苦悩を突き抜け市民の手で歓喜をつかもう」
という強い彼の主張でした。
主催の東京労音は、1953年誕生したアマチュアの合唱団で、
誰もが参加できる第九のスタイルを築いた先駆者でもあるそうです。
プロの管弦楽団とソリストとともに、
誰もが参加できる形で市民が第九を合唱する意味を
このたび聴く側で参加させていただき気づきました。
東京文化会館の大ホール は5階まで2500席もぎっしり満席でした。