■日時:2011年11月1日(火)9:55~12:40
■対象:渋谷区立広尾中学校 2年生3クラス87名
■プログラム:「おもしろい仕事人がやってくる!」
「コミュニケーションゲーム」
昨年に引き続き、
スイスの製薬会社にご協力いただき、広尾中の子どもたちに2つのプログラムを実施しました。
「おもしろい仕事人がやってくる!」では、
副社長に「自分の人生は自分が主役」をテーマにご講演いただきました。
生徒との距離が近く、ざっくばらんな雰囲気のなか、生徒の質問に丁寧に
答え、副社長のお人柄がにじみ出る時間となりました。
「コミュニケーションゲーム」に参加した15名の社員のみなさまは、
10月13日(木)と24日(月)に事前研修を受け、当日を迎えました。
(なんと!わざわざ、京都からいらっしゃった社員の方もおりました。)
そして、いよいよ教室へ。
大人たちは、教室に入った瞬間、楽しい雰囲気づくりのために、
「イェーイ!」といつも以上にハイテンションで自己紹介をしました。
生徒は、普段なかなか交流する機会のないはじめて出会った大人と話すことに
緊張している様子でしたが、ゲームを通して、次第にいつも通りの
素直さと明るさをみせてくれました。
実施後、生徒からのあいさつで
「今日は、ありがとうございました。学んだことを未来に生かしていきます!」
と心強い言葉をいただきました。
ご参加くださった社員のみなさまからは、
「子どもたちは、いろんな意見を言い、互いに補いながらお願いするゲームをしていた。」
「おとなしい子も、きちんと見てあげることの大切さを感じた。」
「あまり得意だと思っていなかったけれど、子どもが好きかも!と思った。」
「これから部下を褒めていこうと思った!」
「次回参加の予約をしたい!」
など、嬉しい感想をいただきました。
社会の第一線で活躍する企業の皆さん19名、中学生158名、校長先生をはじめとする
たくさんの先生方、NPOで活動する大学生や大人たち25名、
総勢200名を超える人が関わったプロジェクト。
学校、企業、NPO三者が子どもたちのために一生懸命になった結果、
大人自身が思わぬエネルギーをたくさんもらうことができました。
※学校の先生が、ご丁寧に下駄箱にスタッフの名前を貼ってくださっていました。
このような心づかいが子どもに伝わり、のびのびとした広尾中の生徒が育つのだと強く思いました。