■日時:2012年4月17日(火)19:00~21:00
■会場:日本マイクロソフト株式会社 品川本社 31階セミナールームA
( http://www.microsoft.com/japan/mscorp/branch/sgt.mspx )
〒108-0075 東京都港区港南 2-16-3 品川グランドセントラルタワー
(JR品川駅港南口より直結 徒歩3分/京浜急行品川駅より徒歩6分)
19:00~19:10 開会挨拶
19:10~20:00 基調講演「社会に開かれた企業内研修とは?」 花田光世 氏
(慶應義塾大学 総合政策学部教授、
同大学SFC研究所キャリアリソースラボラトリー代表)
20:00~20:40 事例紹介
1.三谷智雄 氏(ノバルティスファーマ株式会社 人材開発部部長)
2.上原惇 氏(特定非営利活動法人 放課後NPOアフタースクール事務局長)
※都合により、代表理事 平岩国泰 氏から変更になりました。
20:40~21:25 ワークショップ
21:25~21:30 閉会挨拶
組織、人材、教育という観点での講演、事例発表に加え、参加者みなさまの知恵を
集約するオープンな議論を行う「第一回次世代育成ンファレンス」を開催し、
70名もの方にご参加いただきました!
花田先生の講演の中では、
「キャリア教育の「出口」として就職が語られるが、そこでは当然終わりではなく
その先には企業内教育がある。」
「どの段階でも共通するものとして自己肯定感。自分で節目を作り、
それを乗り越えて成長していく人材になるためには自己肯定感が必要。」
「企業内教育でも社会の中で自覚と責任をもつ能動的な人間をはぐくむことが必要。」
というお話がありました。
キーパーソン21のプログラムを、CSRと人材育成の両面から取り組んでくださっている
ノバルティスファーマ株式会社 三谷氏からは、
「会社の中のリーダーは、どうしても社内調整がうまく、
会社の常識に乗っている人になりがち。しかし、会社を代表するリーダーとして企業を担い、新しい市場に対応していくためには会社以外の現実に触れることが重要。
そのために、リーダー養成プログラムの受講者にもキーパーソン21を体験させている。」
「会社の代表として自覚を持つ、異なる視点に触れるという、意図されている効果のほかに、ポジティブフィードバックをすることで元気になる子どもたちの様子を見て、
ほめることの大事さに気付いたり、対話する力や向き合う力の重要性に気付いたりと
個人の成長と気付きにつながることもあります。」
という発表をしていただきました。
ワークショップでは、
「社会に出るまでに必要なことは?」をテーマにグループディスカッションを
行い、最後にみなさまに発表していただきました。
大人たちが真剣に日本の人材育成について考え、とても熱い時間となりました。
この度のカンファレンスをきっかけに、
もっともっと、学校、企業、地域、NPO、行政などが一つになって
子どもの教育に関わっていく社会的な「ムーブメント」が起きそうな予感がいたしました。