■日時:2013年12月21日(土)
■対象:1年生から9年生(小学校1年生~中学3年生)27組51名(生徒27名・保護者24名)
■プログラム:「すきなものビンゴ&お仕事マップ」
2013年12月21日、品川区立小中一貫校 日野学園のPTA活動の一環としてキーパーソン21の「すきなものビンゴ&お仕事マップ」プログラムを実施してきました。
「子どものやりたいことを初めて知りました・・・」
これは、参加された親御さんたちの感想です。
一番近くにいるはずなのに・・・毎日接しているはずなのに・・・
そんな声が教室のあちらこちらで聞こえました。
「子どものことは知っている」ほとんどの親御さんはそう言われます。でも、日常生活の中でその子らしい姿に気づく場面はそんなに多くないのだと思います。
教室でのプログラム開始直後、親子の間には皆さんなぜか微妙な距離感がありました。ところがプログラムが進むにつれ、少しずつその距離感に「変化」が現れてきました。
肘と肘が密着し前のめりになってゲームに没頭する親子、お父さんの膝の上にのってゲームを楽しむ子ども、子ども以上にゲームに熱中するお母さん、ゲームを通じて自分が他の仕事に就いたらどうなっていただろうと想像するお父さん・・・など。
ゲームが盛り上がるにつれ、親子の距離がぐっと縮まっていく雰囲気が教室内に広がっていきました。
2時間のプログラムが終わるころには、教室内はゲームを楽しむ親子の熱気と話し声でいっぱいになり、ゲームを進行するわくわくナビゲーターの声や合図の鈴の音も掻き消えてしまうほどでした。
「家庭」ではない空間で親子がひとつの目標に向かって取り組むことで、子ども自身が「自分のやりたいことを知る」だけではなく、一緒に体験した親御さんにとっても、我が子への新たな気づきや自身にとっての新鮮な刺激を感じていただけたのだと思います。
これからも多くの親子の皆様に「すきなものビンゴ&お仕事マップ」の実施現場でお会いしたいと思っています。