■日時:2014年3月27日(木)9:45〜11:45
■対象:川崎の児童養護施設 愛児園 小学校5年生〜高校2年生 合計7名
■プログラム:「すきなものビンゴ&お仕事マップ」
東日本大震災以降、NKKシームレス鋼管では「地域に貢献したい」という社員の声をきっかけに、地元川崎の児童養護施設「愛児園」の子どもたちに対して、お芋掘りなどの野外体験、クリスマスパーティ、英語やパソコンの学習支援などさまざまな支援をしてこられました。
そんな中、社会貢献担当者の方が、子どもたちの「自立」を支援するため、自分の将来や仕事について考えるプログラムを提供したいと思われ、キーパーソン21にお問い合わせいただいたことから本プロジェクトが実現しました。
(川崎愛児園は、さまざまな家庭の事情から家族による養育が困難な2歳から18歳までの子どもたちのホームとして、協調性や思いやりの心を育みながら、生活をしています。)
スタート前には「将来やりたい仕事はわからない〜!」と話していた子どもたちでしたが、実は方向性は明確で、自分の軸があるように感じました。ただ、これまではそれを引き出す(引き出される)機会がなかっただけと思います。
何よりも「物づくり」がおもしろいと思う子、「音楽」にわくわくする子、「サイクリングすること」が大好きな子・・・誰一人同じ子はいませんでした。共に生活をしている仲間だからこそ、自分が気づいていない関心ごとも周りの子同士で教え合いながら進むことができました。
自分の内に秘めた「すき」を表に出すゲーム形式のワークショップを体験して、「ありのままの自分」と「仕事」がつながる感覚をもってくれたようです。
自分の内に秘めた「すき」を表に出すゲーム形式のワークショップを体験して、「ありのままの自分」と「仕事」がつながる感覚をもってくれたようです。
(報告:下川原 彩)