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都立町田高校定時制プロジェクト第3回(都立高校生の社会的・職業的自立支援教育プログラム事業)

2015.06.24

おもしろい仕事人がやってくる生きづらさ

第3回実施:6月5日(金)2年生3クラス75名

実施プログラム:講演「おもしろい仕事人がやってくる!」

町田高校3回目全体

*おもしろい仕事人がやってくる!のご紹介はこちらから

http://www.keyperson21.org/activity/program/worker

 

多様な生き方があることを知り、視野を広げることを目的に、講演プログラムを実施しました。

2年生は、中学時代やそれ以前に不登校やいじめを経験した生徒が多く、これまで他者から

認められた経験が少ないため、話を聴いて欲しいという生徒が多いそうです。

2年生はこれから資格取得を目標に頑張っていく課程にあると伺いました。

 

そこで、自分らしく輝いて頑張っている大人たちも、学校時代には悩み苦しみ、

そして失敗を経験していることを伝えるために「失敗授業」をテーマに、

講演プログラムを実施することになりました。

講演者は全員、キーパーソン21の社会人会員です。

 

風間 紗喜氏 「夢は口に出そう!」

町田高校3回目女性

 

谷口 幸広氏 「不満と不安が活きるエネルギーになる」

町田高校3回目谷口

 

清水 俊樹氏 「不登校だってイイじゃん!これが私の生きる道」

町田高校3回目清水

生徒たちは居眠りすることもなく、講演者の方を向いて話を聞いていました。

講演終了後も講演者の周りを離れようとしませず、たくさんの質問をしていました。

講演者へ渡す手紙を書く時も、チャイムがなってもやめようとせず一生懸命に書き続けていました。

 

 

・生徒たちの感想(抜粋)

「中学の時、自分も『生きていていいのか』『学校に行く意味があるのか』と

毎日悩んでいたのですごく身近なことに感じました。

僕には小さい頃からの夢があるので、その夢に“前のめり”に挑んでいきたいと思います。」

 

「あんまり人の話を聞かない僕なんですが、おもしろくて今日はちゃんと話を聞けました。

本当にありがとうございました!!」

 

「最初はつまんない話を聞かされると思って帰りたいと思ってたけど、

前のめりになって聞いてみたら、中学2〜3年で引きこりだった時に思っていたことと似ていた。

たとえば、もっと世の中がよくなれば周りも自分も楽になれるのに、とか。」

 

人の話を聞くとやっぱり自分にないものを発見できて楽しいと思った。

最近勉強面がたるんでいたのですが、楽しくすることができたらよいなと思った。

意識を変えるだけでなく、楽しくなるための行動を起こしていこうと思った。」

 

「今日の話を聞いて、友達に自分の夢を聞いてもらおうと思いました。

○○さん(講演者名)にも言おうかなと。私の夢は声優になることです。

どこまで通じるかわからないけど、がんばろうと思います。」

 

 

・先生方の感想(抜粋)

『夢は口に出そう』というテーマが響き、同好会を部にあげたいという思いを伝えるために

職員室に飛び込んで来て「本気でバレー部のこと考えます!」と言ってきた生徒たちがいた。」

 

「聞き入っているのがわかった。いつも反応しない子が手を挙げたり、発言していて驚いた。」

 

自分は定時制だから、と思っていた子たちが視点を変えるきっかけになったのではと思う。」

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