2015年8月21日(金)、港区立白金の丘中学校(8年生30名)に、夢!自分!発見プログラム
「コミュニケーションゲーム」を実施してきました。
夏休み期間を利用してのキャリア教育授業でしたが、学校の先生方との事前の打ち合わせで、
次のような目標を共有させていただきました。
・翌週にせまった職場体験に向けて、大人とコミュニケーションをとる練習をしたい。
・自分の考えに自信を持って、相手に伝える経験をすることで、元気よく職場体験に臨みたい。
・夏休みがあける直前でもあり、学校生活に入るためのウォーミングアップを兼ねたい。
元気いっぱいの大人たちによる、子どもたちとの対面式
8年生(中学2年生)の中には、みんなの前で自分の意見を話すことが苦手な子どもたちもいると
伺っていたので、私たちスタッフは、「わくわくナビゲーター」として参加する大人たちへ
学年の雰囲気を共有しつつ、子どもたちの変化を楽しみにしながら当日を迎えました。
夏休み中ということもあり、子どもたちは、朝早くから学校に集められて(笑)かなり眠そう。
でも、「コミュニケーションゲーム」がスタートすると、対面式をきっかけに空気は一変!
最初は、大人たちのパワー全開な雰囲気に圧倒され気味の子どもたちでしたが、
だんだんと心を開き、笑顔が増えて、どんどんストレートに自分を表現していく、
そんな変化が見られました。
子どもも大人もパワー全開の「コミュニケーションゲーム」
「大人への質問タイム」でも、子どもたちからの主体的な質問が飛び出し、
何人かの生徒が前のめりになって質問している姿も見られました。
大人たちだけでなくクラスメイトとの距離が縮まったこと、
自分の言葉で話すことで自信がつく「コミュニケーションゲーム」の効果が
出ていたように思いました。
わくわくナビゲーターとして参加した皆さんからも、印象に残ったエピソードを伺いました。
・ゲームが始まった途端、場の空気感が変わった(教室の中にパワーが生まれた感じ)。
・「自分の親に、どうやって説明したり、交渉したらいいかなんて考えることがなかったから、
いいきっかけになりました」と話してくれて嬉しかった。
・「大人への質問タイム」で、自然にその子らしい言葉で相談してきてくれた。
振り返りの会で、子どもたちの変化をシェア
終了後には、先生方からも、
「今の子どもたちは、中学生でも当たり前のように携帯などを買ってもらえる世代なので、
親に自分のやりたいことを伝えたり、交渉する機会がない。とてもいいテーマだと思います。」
貴重なフィードバックをいただくことができました。
白金の丘中学校の皆さん、どうもありがとうございました!
終了後は、先生方も一緒に記念撮影
※このブログでご紹介している 白金の丘中学校とは、三光小学校、神応小学校、朝日中学校の3校が
統合して、平成27年4月に新しく開校した港区立の「白金の丘学園」8年生以上の学年のことです。
【コミュニケーションゲームとは】
大人とのコミュニケーションを通して自己肯定感を育む、キーパーソン21が開発したキャリア教育プログラム。
>>プログラムの内容はこちら