10月14日は、渋谷本町学園小学校での「すきなものビンゴ&お仕事マップ」!
渋谷本町学園は、平成24年4月に開校した渋谷区内で唯一の小中一貫教育校です。
小学1年生から9年生までがともに学び合い、伸び伸びと生活することを目指している学校です。
朝、8時。児童たちの登校に混ざって学校へ伺うと、「キーパーソン21様」の看板がありました。
忙しい時間にも関わらず、校長先生がご挨拶にきてくださり、
なんと、控え室では副校長先生が温かいお茶を淹れてくださいました。
(渋谷本町学園の温かな校風を感じさせていただきました!)
学校との事前打ち合せの中で、先生方の課題意識として伺っていたのは、
子どもたちは、例えば「職場体験」だけしても、なかなか自分の将来と社会との接点が見えてこない、
また、夢を実現した大人の「体験」を聞くだけでは、自分の「夢」がわからず、
授業時間内で「夢」を書けない子どもがいる。
そんな姿をここ数年見てきたので、なんとか「自分ゴト」の「夢」を想像できるようにしてあげたい。
先生方はそんな風に、一人ひとりの子どもが「実感できる」キャリア教育を検討されていたそうです。
今回、「すきなものビンゴ&お仕事マップ」の大きな特徴といえる
「自分の”すき”から仕事へのつながりを楽しく発見していくプログラム」に
魅力を感じていただき、子どもたち一人ひとりが、自分なりの未来を楽しく想像し、働くことを
「自分ゴト」として感じた上で、自分なりの興味を持って職場体験に取り組めるようにしてあげたい、
とのお考えから、プログラムを導入いただきました。
渋谷本町学園の生徒は、元気がよく、普段から個性を発揮するように育まれていて、とても
伸び伸びとした子どもたちでした。
事前のアンケート調査でも、
「お友達が、すきなこと、大切に思うこと、関心のあることを知りたい?」
という質問に、ほとんどの児童が「すごく知りたい!」「知りたい!」と回答していて、
クラスメイトの発言に、
「へ〜!そうなんだ」「えー、お金?家族より大切なの?」なんていう会話も。
そして、控えめな子も、元気な子に刺激を受けて、クラスは盛り上がっていきました。
わくわくするお仕事を見つけると、嬉しそうな様子になり、
自分の中にある”わくわく”することに共通する軸を発見していく子どもたち。
それぞれが自分自身と社会との接点をつなげることができた、熱い110分間の授業でした。
そして帰り際…
給食の時間だったにも関わらず、先生方や子どもたちが昇降口まで見送ってくれました。
その気持ちと皆さんの笑顔がとっても嬉しかったです。
渋谷本町学園小学校の皆様、来年もお目にかかれることを楽しみにお待ちしています!