港区立笄(こうがい)小学校の6年生に「すきなものビンゴ&お仕事マップ」を実施しました。
笄小学校とのお付き合いは今年で2年目、今回は学校公開日のキャリア教育授業として
導入いただきました。
キャリア教育が学校で行われるようになった15年前には想像もできなかったことですが、
保護者の方々や、地域の皆さまに見ていただける学校公開日に、キャリア教育をテーマに
授業が行なわれるようになったことは、とても嬉しい時代の変化だと感じています。
笄小学校の6年生への授業では、子どもたち一人ひとりの「すき」が、将来の夢や仕事に
つながるイメージを持てるよう、キーパーソン21の大人たち10名がファシリテーターや
サポーターとして参加しました。
今回の実施では、将来やりたいことを明確にイメージしているこどもたちが
多かったのですが、プログラムの中で大人たちと話していくうちに、
自分のやりたいこと=「すき」の理由に新たな気づきが見えてくると、
「わーっ、将来の夢がもっと広がった気持ちがした!」という声が
教室のあちらこちらから聞こえてきました。
「すきなものビンゴ&お仕事マップ」を小学校で実施する時には、
「夢」を純粋な「夢」として考えられる小学生だからこそ見えてくるものが
あるようです。
中学生へのキャリア教育、小学生へのキャリア教育、同じプログラムを実施しても、
発達段階に応じてそれぞれ違った効果があります。
そこが、キーパーソン21のキャリア教育プログラムのおもしろさかもしれません。