11/19(木)、 渋谷区立広尾中学校の2年生を対象に、キャリア教育プログラム
「夢!自分!発見プログラム ” コミュニケーションゲーム ”」を行いました。
今回の実施は、地元に本社を置く富士重工業株式会社(スバル)にご協賛いただきました。
また、様々な企業で働くキーパーソン21の会員にも参加し、キャリア教育授業を通して、
多様な大人と子どもたちが出会う機会を提供することができました。
『コミュニケ―ションゲーム』独特の即興的なストーリー展開の中で、
生徒たちそれぞれの「自分らしさ」がたくさん引き出されていった2時間となりました。
たった2時間、でも、子どもたちにとっては ” されど2時間 ” なんです。
親でもなく先生でもない第三の大人として、真剣に子どもたちと向き合う中で、
サポートする大人たちも2時間前とは違う自分になっています。
(『コミュニケーションゲーム』は、子どもにも大人にも変化をもたらす魔法のプログラム!)
1月に職場体験を控えている生徒たち。
今回学んだ2時間のように、
ぐぐっと近いコミュニケーションで、多くの気づきや学びを得てくれたらと嬉しいです。
今回ご協賛いただいた富士重工業の社員の皆様方は、
大きな情熱を持って子どもたちへのキャリア教育にご参加くださり、
学校現場へ行っていただくための事前研修にも、パワー全開で取り組んでくださいました。
研修の際に社員の皆さんとステキなショールームでパチリ!
広尾中学校プロジェクトの様子は、社内報にも掲載いただきました。
ご参加いただいた社員の皆様方の熱い気持ちが、じわっと社内に広がって
地元コミュニティの中で子どもたちに関わる輪が広がるといいなと思います。
最多ポイントチームへのプレゼントに素敵な自社グッズもご用意くださいました。
また、この日は経済産業省の方も視察に来られ、生徒の様子をシェアする会では、キーパーソン21が行っている内的キャリア教育プログラムの本質部分に触れた感想や、プログラムの価値評価など、有意義なお話しいただくことができました。
広尾中学校の校長先生からも、次のお話しをいただきました。
”勉強は個人で一生懸命、でも、行事になると仲間同士で主体的に取り組むことが
少々苦手な傾向にある生徒たちもいます。そのため、生徒たちには、日頃から、様々な人たちとの
コミュニケーションの中で自分に自信をつけて、自己肯定感を高める経験をさせたいと考えています。
生徒たちは、今ある職種の大半がなくなってしまうそんな未来の社会を生きていくわけですが、
社会が変化する中で自分らしく力を発揮していくには、コミュニケーション能力は今より
もっと必要になるでしょう。
今日は、とても貴重な経験ができたのではないでしょうか。
キーパーソン21の『コミュニケーションゲーム』を取り入れてから3年がたちましたが、
物怖じする生徒が少なくなって、何を主張すればいいか考えながら行動する子どもたちが
増えてきたと感じますし、そうした子供たちの変容は、日々の学習効果にも表れてきています。
今後も、皆様のお力を借りながら、社会人と接する機会を大切につくっていきたいと考えています。”
プログラムにご参加いただいた皆様、ご見学にいらしてくださった皆様、
本当にありがとうございました!