7月1日(金)、本年度よりご一緒することになったカシオ計算機株式会社様のご協賛をいただき、
2016年度第1回目の『企業の子ども応援プロジェクト』を実施しました。
プログラムは、夢!自分!発見プログラム「コミュニケーションゲーム」と「おもしろい仕事人がやってくる!」。
渋谷区立鉢山中学校の2年生37名の生徒の皆さんへ届けました。
カシオ計算機株式会社様は、社員の皆様一人ひとりが主体的に参画するCSR活動を
推進しておられます。
今回、キーパーソン21が提唱する『わくわくエンジン®』の考え方にご共感くださり、
キャリア教育の本質的な活動をしているNPOへの支援という位置付けで、ご縁をいただける
ことになりました。
事前の打ち合せ、社員の皆様への研修では、「学校実施の場をより充実したものに!」という
社員の皆さまの想いが伝わってきて、私たちも、”社会人×教育”が子どもたちにもたらす効果や意義
について、あらためて考える機会をいただきました。
■report 1■「おもしろい仕事人がやってくる!」
参加された社員の皆さま全員で、カシオ計算機株式会社の歩みや商品のご紹介、
〇×クイズ式のご講演では、仕事へのやりがいや誇り、大失敗から学んだこと、
そして、最初からカシオに憧れて入社したか?など、生徒の側に寄り添った
内容で、メッセージを発信してくださいました。
【生徒の声】
・キャリアって、夢に向かって一直線でなければいけないと思ってたけど、いろいろあっていいんだ!
・商品の話を聞いて、変化を恐れずチャレンジすれば成功できるんだってわかりました。
・夢が決まってなくても、やってみたら頑張れることって見つかるんだって思いました。
・60年も続く会社ってすごい!自分も持っている『G-Shock』をもっと大事にしたくなりました。
■report 2■「コミュニケーションゲーム」
元気があるけど自信がない、そんないまどきの子どもたちにとって、
普段出会わない社会人とのコミュニケーションのなかで、自分を認めてもらう
(しかも、学校の教室で!)経験は、心の糧として一人ひとりの記憶に残ります。
【生徒の声】
・いつもの自分を褒めてくれて自信が持てました。遠いところから来てくれてありがとうございます。
(※ある生徒は、名古屋から参加いただいた社員の方に感謝の気持ちを書いてくれました。)
・友だち同士ではわからないけど、相手の様子や態度に合わせて話すことも大切だと気づきました。
最後に、自分の気持ちの変化を書いてくれた一人の生徒のコメントから抜粋してご紹介します。
『私はコミュニケーションが苦手で、始まる前は不安だったけど、みなさんが優しく笑顔で接して
くれたおかげで不安が楽しさに変わりました。
終わってみると、知らないうちに自信がついていました。職場体験も勇気をもって頑張れそうです。
人と話すときにはうまく伝わらなくても、笑顔で自信をもっていけるようにしたいです。
今回は私たちのために素敵な授業をしてくれて本当にありがとうございました』
カシオ計算機株式会社様は、9月実施予定の学校プログラムにも社員の皆さまがご参加くださいます。主体的な活動として広がることを大切にされていらっしゃることから、社員の皆さまご自身の意志で
お申込みくださるそうです。
そんな、かっこいい大人たちとの出会いは、中学生の心に響く経験となるに違いありません。